アメリカのゲーム会社で働く
アメリカのゲーム会社で働く
実は自分は現在アメリカのゲーム会社で働いています。
日本の大学をでて、アメリカの大学院へ留学し、気づいたら・・・ という感じでした。
自分でもあまり想像していなかった展開です。
日本のゲーム業界にも興味はあったのですが、労働環境の悪さについての話を聞いているとどうにも、その方面に行く気はなくなり、
就職するなら海外、と考えるようになりました。(ゲーム業界に限らず、日本の会社には合わないと思いますし。)
ニューヨークの僻地にあるVicarious Visionsというギターヒーローなんかの開発で有名なところです。(Activisionの子会社)
で、現在DSゲームのプログラマーをやっているのですが、いいところもあり、悪いところもあります。
いまやっていることが満足かというと、まったくそんなことはないです。しかし、こちらでは外国人ということもあり、そこまで思うように物事が進むわけではないのです。
(何しろいまはアメリカ人ですら職に困る大不況ですから・・・)
現在働いているスタジオについて
良い点:
悪い点:
- 情熱がもてない:うちの会社はゲームらしいゲームをつくりません。お金を作るのはとても上手なのですが。自分がやりたいとあまり思わないゲームですから・・・。燃えない。
- 他の社員も情熱が無い:自分だけかと思いきや、みんなそう思っているようです。食うためにはたらいているだけ。
- 立地が最悪:とんでもない田舎です。若い人生を無駄にしている気がします。やはりゲーム業界ならカリフォルニア一択ですね。まぁ、やることないのでお金は貯まるのですが・・。
アメリカの良い点はなんといっても、転職が容易なことです。実力さえあれば、やりたい放題です。1年ごとに職を転々する人も珍しくは無いようです。
ただ、逆に言えば学習を怠れないということでもあります。英語+実力さえあれば、アメリカ就職はだれでもチャレンジできるものだと思います。興味あったらどうぞ。